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「パキスタン国ファイサラバード水道事業経営改善プロジェクト詳細計画策定調査(水道技術)」を受託

  • 2020.12.25

  横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113、代表取締役:鈴木 慎哉)は、2020年12月23日付で独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する「パキスタン国ファイサラバード水道事業経営改善プロジェクト詳細計画策定調査(水道技術)」を受託しました。

【事業の概要】
  パキスタン国第三の人口を擁するファイサラバード市では、ファイサラバード上下水道公社(Water and Sanitation Agency, Faisalabad、以下「WASA-F」という。)が上下水道サービスの提供を担っています。しかし、技術面・財務面で多くの課題を抱えており、その解決のためJICAは2016~2019年に当社も参画した「ファイサラバード上下水道・排水マスタープランプロジェクト」※1(以下、「M/Pプロジェクト」という。)を実施しました。
  M/Pプロジェクトでは、2038年を目標年とした上下水道・排水マスタープランを作成し、その実現のための水道サービスの向上、水道料金システムの改善、コスト削減等を目指すことを提言しました。また、パイロット活動を通じて配水管網ブロック化方法の指導や従量料金制度への移行支援を行い、水道サービスを向上させて顧客満足度を高めることによる料金未払いの減少、さらに従量料金制に移行することにより顧客単価が上昇し、料金収入を改善できることを実証しました。
  WASA-Fはこの経験を活かし、他エリアへの成功事例の拡大を進めましたが、十分な成果が上がっていない状況にあります。そこで、WASA-Fの活動を加速させ、M/Pプロジェクトで提案した給水サービス向上、財務改善を達成するべく、更なる支援が必要となりました。
  この経緯を踏まえ、本調査では、関係諸機関の能力や役割分担を確認し、プロジェクトの実施体制を検討するための情報を分析・整理した上で、プロジェクトの内容、実施体制及び活動内容について確認・協議し、プロジェクトに関わる合意文書締結を行う予定です。

① 活動期間:2020年12月23日~2021年3月22日
② 主な業務内容:
(ア)情報収集及びPDM※2案・PO※3案・事前事業評価表案の検討
(イ)パキスタン側関係機関への聞き取り調査、PDM案・PO案・M/M※4案の協議及び最終化支援
(ウ)事業事前評価表案、詳細計画策定調査報告書案の最終化

※1 2016年8月2日付プレスリリース 「パキスタン国ファイサラバード上下水道・排水マスタープランプロジェクト」受託
参照(※YWC HP URL記載予定)

※2 PDM(Project Design Matrix):プロジェクトの概要表
※3 PO(Plan of Operation):詳細な活動計画
※4 M/M(Minutes of Meeting):会議議事録

  当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。

  本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp