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アフリカ諸国への研修をオンラインで実施します

  • 2020.11.30

  横浜市水道局は、2008(平成20)年5月に横浜で開催された第4回アフリカ開発会議を契機として、JICA(独立行政法人国際協力機構)課題別研修「アフリカ地域都市上水道技術者養成」の受入を開始しました。2011(平成23)年から当社が受託し、横浜市水道局と連携しながら研修を実施しています。本研修は、アフリカ諸国からの研修員を約1か月受け入れるもので、2019(令和元)年度までに13回実施し、30か国から133人の上水道技術者を横浜に招へいしました。
  2020(令和2)年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で各国間の渡航が困難な状況のため、研修内容のエッセンスを集約して日本からオンラインで遠隔研修を実施します。研修員、日程、実施方法は以下のとおりです。

  1. 研修名
    JICA課題別研修「アフリカ地域 都市上水道技術者養成」
  2. 研修期間(予定)
    令和3年1月18日(月)から1月29日(金)まで (土日を除く10日間)
  3. 参加国(予定)(五十音順)
    アフリカ6か国(ケニア、マラウイ、南アフリカ、南スーダン、リベリア、ルワンダ)
  4. 実施方法
    日本とアフリカ各国の時差を考慮し、事前に作製した動画教材を上記日程内に研修員が視聴するオンデマンド方式※1で行います。これにウェビナー※2(Webを使ってリアルタイムに双方向で意見交換)を組み合わせ、講義の振り返りや質疑応答、意見交換等を行って効率的で効果的な研修となるよう工夫します。
    ※1 オンデマンド方式(On Demand):ユーザの要求に応じてサービスを提供すること
    ※2 ウェビナー(Webinar):ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語
  5. 研修内容
    1. 動画教材による講義(オンデマンド方式・15講座)
      浄水処理や水質管理、配水管理、水道計画、施設管理などの技術面に加え、料金管理や顧客管理、顧客サービス、経営管理など、水道事業全般の講義
      さらに新型コロナウイルス感染症対策等の危機管理も紹介
    2. ウェビナー(Webinar)
      開始時のオリエンテーション、中間・最終の講義振り返り・質疑応答・意見交換等をオンラインにて対話形式で実施

  本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp