横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113 社長:鈴木 慎哉)は、2021年5月6日付で、福島県浪江町(町長:吉田 数博)と「令和3年度水道事業アドバイザリー業務委託」契約を締結いたしました。
当社は、横浜市が有する上下水道事業運営ノウハウを活かし、同町の持続可能な水道事業経営をサポートします。
【事業の概要】
福島県浪江町は、東日本大震災によって多くの住民が移動・避難され、平成29年3月31日には帰還困難区域を除き避難指示が解除され、「居住制限区域」の避難指示が一部解除され、町民帰還の受入とともにさまざまな町の復興事業が進む一方で、日々の水道事業運営を行う必要があります。
限りある執行体制のもとで、経営計画の策定や実行、町の復興計画変更に伴う計画の修正、施設維持管理体制の構築や運用、配水計画の見直しや運用、給水装置工事の審査等の許認可、公営企業会計の執行など水道事業ならではの専門スキルを有する必要があります。
本業務では、かかる経営環境を踏まえ、水道事業体100%出資団体が有する水道事業ノウハウを活用し、水道事業運営全般に係るアドバイスを行うことにより、浪江町水道事業運営をサポートいたします。
① 名 称:令和3年度水道事業アドバイザリー業務委託
② 期 間:令和3年5月6日から令和4年3月31日
③ 内 容:・水道工事標準仕様書の策定支援
・公営企業会計アドバイス
・市街地内管路更新に対するダウンサイジング検討
・水道事業運営に係る支援アドバイス
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。
本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp