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横浜市環境創造局栄第二水再生センター向け「触媒式脱臭剤」物品供給契約を締結

  • 2015.12.25

  横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町 6-113 社長:五十川 健郎)は、このたび、横浜市環境創造局と栄第二水再生センターならびに戸塚ポンプ場向け触媒式脱臭剤の物品供給契約を締結いたしました。

【事業の概要】
  下水処理過程で発生する臭気対策においては、一般的には無添着や添着式などの活性炭が利用されております。当社は、自動車排ガス分野で活躍している触媒技術を応用した「触媒式脱臭剤」の優位性に着目し、株式会社キャタラーとともに横浜市環境創造局が実施する自主フィールド実験を 2 年間実施いたしました。
  触媒式脱臭剤は、活性炭に金属触媒を担持する事で酸化触媒として作用し、臭気の原因物質である硫化水素(H2S)等を二酸化硫黄(SO2)として無臭化を図り、加えて活性炭への揮発成分蓄積量を抑える機能を有することで、長寿命化を図ることができる脱臭剤です。

  2 年間の実証の結果、これまで 1 年未満で破過(吸着性能が減少し、脱臭性能が満たせない状態になること)していた従来式の活性炭よりも 2 倍以上の寿命確保を実証することができ、ライフサイクルコストが低減できることを実証できました。
  その実証結果をご評価頂き、このたび、横浜市環境創造局と栄第二水再生センターおよび戸塚ポンプ場向けに物品供給契約を締結しました。

  当社は、優れた技術を有する企業との共同研究や連携等を推進し、地方自治体におけるコスト縮減や CO2 低減などの課題解決に取り組みます。

本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp