ニュースリリース一覧

マラウィ国リロングウェ市無収水対策能力強化プロジェクト詳細計画策定調査を受託

  • 2017.5.26

  横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町 6-113 社長:五十川 健郎)は、平成 29年5月12日付で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「リロングウェ市無収水対策能力強化プロジェクト詳細計画策定調査(水道計画/無収水管理)」を受託しました。

【事業の概要】
  マラウイ国の首都リロングェ市は、同国の中でも人口増加率が高く水需要は増加傾向にあります。
  一方で、配水管の施工不良に起因する漏水や水道メータの誤読等による請求対象とならない水(無収水)の比率も高いために水需給バランスは悪化の状況にあるため間欠給水等による市民生活及び行政機能・産業への影響が顕著となっています。
  この状況下、リロングウェ水公社は既存水源を活用した無収水率削減を目指し、2020 年までに現行の無収水率 36%から 28%に削減する目標を設定して日本政府に「リロングウェ市無収水対策能力強化プロジェクト」を要請しています。
  本事業は、要請されたプロジェクトの詳細を定める調査案件で、当社が有する上水道事業に係る知識・経験を活用し、リロングウェ市の無収水削減に貢献するものです。

  ① 活動期間:平成 29年5月~平成 29 年 7 月
  ② 参加企業:横浜ウォーター株式会社(単独)
  ③ 主な事業内容:
   (ア)マラウイ側要請内容確認、水源開発状況等の把握と情報収集
   (イ)水道施設の調査、運転・維持管理の状況調査
   (ウ)無収水に係る計画策定状況及び管理の現状と課題調査
   (エ)更新・新規整備機材の検討・整理
   (オ)要請プロジェクトへの要望事項等の把握
   (カ)要請プロジェクトの概要(PDM 案、PO 案等)の検討と作成
   (キ)相手国へのプロジェクト概要の説明及び M/M の締結

  当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。

本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp