2015年9月1日APEC閣僚会議に合わせ、経済産業省がフィリピン・セブ島において水資源分野におけるPPD(Public Private Dialog)を開催し、アジア各国から参加した出席者によって水に関する課題や解決手法などの報告及び討議が行われました。会場にはおよそ120名が参加、6か国12名から報告が行われました。
本PPDの冒頭挨拶には、経済産業省坂本交渉官から「水にまつわる環境汚染は深刻な問題であり、先の大臣会合でも認識された。APECが今後どのように協力していけるか検討したい。」との趣旨でスピーチがされました。
PPDには4つのセッションが設けられ、それぞれ2-3名の報告者が研究報告や各社の事業事例を紹介し、水問題の解決に資する活動報告を行いました。当社からは運営統括・上水道技術統括マネージャーの森田裕之が参加し「Water Resource Development and Appropriate Technology」と題して、上水道において漏水対策は水資源の開発にも匹敵すること、また、開発途上国への技術導入には現地の技術水準を的確に把握し、ステップを追って技術導入や人材育成をすることが必要、との報告をフィリピンのセブやソロモンでの事例を交え行いました。
当社は、これまで多くの開発途上国において無収水対策に関するアドバイザリー業務及び人材育成を実施しております。今後も上下水道に関するコンサルタント業務を推進し、国内外の水問題の課題解決に貢献してまいります。
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