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パキスタン国パンジャブ州上下水道管理能力強化プロジェクトを受託

  • 2015.7.22

  横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町 6-113 社長:五十川 健郎)は、平成 27 年7月 17 日付で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「パキスタン国パンジャブ州上下水道管理能力強化プロジェクト」を受託しました。

【事業の概要】
  パキスタン国パンジャブ州の主要 5 都市(ラホール、ファイサラバード、ムルタン、ラワルピンディ、グジュランワラ)では、各都市の上下水道局(WASA)が上下水道サービスを担っていますが、運転維持管理や財務能力が不十分で多くの課題を抱えています。

  この様な状況に対応するため、WASA 職員の再教育機関として設立されたパンジャブWATSAN アカデミーは、人材育成を手法とする状況の改善を計画しましたが運営管理体制が十分でなく、研修の内容・実施方法・教員育成方法等に具体的な計画が無かったことから実施には至りませんでした。

  かかる状況を踏まえ、パキスタン政府より日本政府に対してパンジャブ WATSAN アカデミーが上下水道セクター職員の能力開発を行う研修機関として機能する事を目標に技術協力による支援の要請が行われました。

  本事業では、当社が有する人材育成のノウハウを活用し、パンジャブ WATSAN アカデミーの研修システムを構築するため活動するものです。

  ① 活動期間:平成27年 7 月上旬~平成30年7月上旬
  ② 参加企業:株式会社 NJS コンサルタンツ(代表者)
            株式会社建設技研インターナショナル(構成員)
            横浜ウォーター株式会社(構成員)
  ③ 事業内容:キャパシティ・アセスメントの実施、WASA 能力評価研修の枠組み、
            カリキュラム、教材、年間計画の策定
            OJT 実施手順の確立及びモニタリング
            研修成果の普及促進活動
            本邦研修

  当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。

本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp