当社は、2017年5月11日(木)、ベトナム国ハノイ市において開催されましたAPEC Workshop on Environmental Servicesに参加し、Water business セッションにおいてプレゼンテーションを行いました。
当日は、APEC(Asia-Pacific Economic Cooperationアジア太平洋経済協力)に加盟しているアジア太平洋主要21カ国の通商及び外務省庁高官、WTO(World Trade Organization)、OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development)が出席し、水、廃棄物、再生可能エネルギーの各分野において環境サービスを提供している企業によるプレゼンテーション及びワークショップが実施されました。
このWorkshopは、2010年APEC首脳宣言(横浜ビジョン)において環境物品・サービスに係る貿易及び投資の促進が示され、2015年フィリピンAPECでは環境サービスにおける自由化・円滑化や協力を促進する環境サービス行動計画の承認、そして昨年の2016年ペルーAPECからはさまざまな議論が進められております。
当社 取締役 プロジェクト統括本部長 鈴木慎哉は、Water businessセッションにおいてプレゼンテーションを行い、横浜市の上下水道事業の取組みや上下水道分野における変化とその対応、上下水道業界としての活動や政府との政策連携の重要性、そして、当社の取組み事例を紹介しながら環境サービスを提供するものにとって必要な要件について提言しました。
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外の上下水道事業体への技術協力等を通じて上下水道事業運営に貢献するとともに民間企業との連携を図り、持続性の高い上下水道事業の創出を追求してまいります。
ご質問等がございましたら、下記メールよりお問い合わせください。 問い合わせメール:toiawase@yokohamawater.co.jp
※1:APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation アジア太平洋経済協力)はアジア太平洋地域の21の国と地域が参加する経済協力の枠組みであり(APECメンバーの国・地域は「エコノミー」と呼ばれています),経済規模で世界全体のGDPの6割,世界全体の貿易量の約5割,世界人口の約4割を占める「世界の貿易センター」として,アジア太平洋地域の持続可能な成長と繁栄に向けて,貿易・投資の自由化,ビジネスの円滑化,人間の安全保障,経済・技術協力等の活動を行っています(経済産業省HPより)。