横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113 社長:鈴木 慎哉)は、2020年9月7日付で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「スリランカ国 国家上下水道公社西部州南部地域事業運営能力向上プロジェクト(第2期)」を共同事業体として受託しました。
【事業の概要】
スリランカ国では、1975年から国家上下水道公社(National Water Supply and Drainage Board:NWSDB)が安定した給水サービスの実現を目指し、全国各地で上水道施設を整備しているものの、全国の水道普及率は48.1%に留まっています。そのため、NWSDBは給水能力増強やサービス向上を継続する計画ですが実現には上水道施設の拡張と同時に事業運営効率改善と持続可能な給水サービスの提供が必要となります。この状況下において、2016年にスリランカ政府より日本政府に対し、NWSDBが有する資産の効率的な管理による顧客満足度の高い給水サービスの提供を目的とした技術協力を要請されました。
本プロジェクトは、名古屋市上下水道局・神戸市水道局連携を図りつつ、以下業務を実施することによりNWSDBの水道事業運営の効率化に寄与するものです。なお、本業務は第1期からの継続業務となります。
① 活動期間:第1期:2018年9月~2020年2月
第2期:2020年9月~2021年8月
② 参加企業:㈱建設技研インターナショナル、横浜ウォーター㈱(JV)
③ 主な業務内容:
(ア)漏水対策に係るOJT実施、DB蓄積、手順書案策定支援、実技研修企画・実施
(イ)研修講師候補者(リソースパーソン)へのTOT実施、研修評価
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。
問い合わせメール:toiawase@yokohamawater.co.jp