横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113 社長:鈴木 慎哉)は、2020年7月1日付で、焼津市水道部(市長:中野 弘道)と「令和2年度 中新田系2-1基幹管路水運用検討業務委託」契約を締結いたしました。
当社は、横浜市が有する上下水道事業運営ノウハウを活かし、同市の持続可能な水道事業経営をサポートします。
【事業の概要】
焼津市水道事業は、大井川に接する地下水に恵まれた深井戸と大井川広域水道企業団からの受水をもとに水道水の供給を行っており、安全かつ安定した水道水の供給を担う管路については、高度成長期に整備した管路の老朽化が進行していることから、計画的な管路更新事業を推進しています。
焼津市水道部では“災害に強い水道の確立”に向けて、基幹管路の更新並びに耐震化率の向上を図っておりますが、これらの基幹管路更新事業においては、給水区域への濁水や水圧低下が生じないよう、住民や民間工場等への十分な配慮と綿密な工事計画の立案が求められております。
かかる状況を踏まえ、本業務においては管路台帳システム等のデータ群を活用し、管網解析により現状の水運用状況を見える化するとともに、切替に伴う水の挙動を予測して最適な断通水手順、適正な管路充水速度とバルブ開度の検討、工事施工上の留意点の検討など、最適な水運用計画を検討するものです。
名 称:令和2年度 中新田系2-1基幹管路水運用検討業務委託
委託者:焼津市水道部
期 間:令和2年7月1日から令和3年2月26日
内 容:・仕切弁等の開度及び操作性確認
・水運用基本方針の確認(既存設計施工計画、総配水量等)
・切替作業計画の検討、現地切替作業手順の検討(管網解析含む)
本件は、静岡県焼津市におきまして祢宜島系1-1(令和2年5月27日契約)に続き今年度2件目の水運用検討業務委託の受注となります。
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。
今後とも横浜市100%出資団体ならではの上下水道事業運営ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業等の創出を追求してまいります。
問い合わせメール:toiawase@yokohamawater.co.jp