横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113 社長:鈴木 慎哉)は、2021年4月20日付で、福島県浪江町(町長:吉田 数博)と「令和3年度水道事業アドバイザリー業務委託」契約を締結いたしました。
当社は、横浜市が有する上下水道事業運営ノウハウを活かし、同町の持続可能な水道事業経営をサポートします。
【事業の概要】
福島県浪江町は、東日本大震災によって多くの住民が移動・避難され、平成29年3月31日には帰還困難区域を除き避難指示が解除され、「居住制限区域」の避難指示が一部解除され、町民帰還の受入とともにさまざまな町の復興事業が進む一方で、日々の下水道事業運営を行う必要があります。
限りある執行体制のもとで、復旧に係る計画策定や実行、処理場及び管渠施設等の維持管理、排水設備確認等の許認可、公共下水道計画の見直しなどを進めて行く必要があり、将来を踏まえた下水道事業ならではの専門スキルを有する必要があります。
本業務では、かかる経営環境を踏まえ、自治体出資団体として保有する下水道事業ノウハウを活用し、公共下水道計画や下水道事業実務に係るアドバイスを実施し、浪江町下水道事業運営をサポートいたします。
① 名 称:令和3年度下水道事業アドバイザリー業務委託
② 期 間:令和3年4月20日から令和4年3月31日
③ 内 容:・公共下水道計画(浸水対策関連)の照査・アドバイス
・不明水対策アドバイス
・公営企業会計関連検討アドバイス
・農業集落排水事業の公共下水道事業への統合に係る業務アドバイス
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。
本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp