横浜ウォーター株式会社（本社：横浜市中区相生町6-113　社長：鈴木 慎哉）は、2023年10月3日付で、福島県浪江町（町長：吉田 栄光）と「管網モデルに基づく基幹管路整備発注者支援業務委託」契約を締結いたしました。
　　当社は、横浜市が有する上下水道事業運営ノウハウを活かし、同町の持続可能な水道事業経営をサポートします。

【事業の概要】
　平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原発事故や津波被害など様々な被災により全町的に避難を余儀なくされた福島県浪江町は、平成29年3月31日に「避難指示解除準備区域」、「居住制限区域」の避難指示が一部解除され、町民帰還の受入れが進む中、町の復興事業により水道施設の拡張・縮小を含めた整備を進めるとともに、日々の水道事業運営を行う必要があります。
　漏水や損傷のリスクを低減するため、また環境への配慮の観点からも、老朽化した石綿セメント素材の配水管をより高い耐震性・耐久性を有する配水管に更新する必要があります。
　本業務は、限りある執行体制において、簡易設計施工一括方式（簡易ＤＢ方式）による効率的な配水管更新工事を実施するための、発注者支援を行うものです。

　　名　 称：管網モデルに基づく基幹管路整備発注者支援業務委託
　　期　 間：令和５年10月３日から令和８年３月31日
　　内　 容：・発注支援
　　　　　　　　・施工監理支援

　当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。

本件に関するお問い合わせ：toiawase@yokohamawater.co.jp