横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町6-113 社長:鈴木 慎哉)は、2023年4月3日付で、福島県浪江町(町長:吉田 栄光)と「令和5年度水道事業アドバイザリー業務委託」契約を締結いたしました。
当社は、横浜市が有する上下水道事業運営ノウハウを活かし、同町の持続可能な水道事業経営をサポートします。
【事業の概要】
福島県浪江町は、東日本大震災によって多くの住民が移動・避難を余儀なくされておりましたが、平成29年3月31日に「避難指示解除準備区域」、「居住制限区域」の避難指示が一部解除され、町民帰還の受入とともにさまざまな町の復興事業により水道施設の拡張・縮小を含めた整備が進むと共に、日々の水道事業運営を行う必要があります。
限りある執行体制のもとで、今後の確実な施設等更新に向けたアセットマネジメントの計画策定に向けた準備や、安定化に資する経営計画の策定や実行、町の復興計画変更に伴う計画の修正、老朽管、とりわけACP管の計画的更新、公営企業会計の執行など水道事業ならではの専門的な知見が求められております。
本業務は、かかる経営環境を踏まえ、水道事業体100%出資団体が有する水道事業ノウハウを活用し、水道事業運営全般に係るアドバイスを行うことにより、浪江町水道事業運営をサポートいたします。
名 称:令和5年度水道事業アドバイザリー業務委託
期 間:令和5年4月3日から令和6年3月29日
内 容:・水道施設等の計画的な更新に向けたアセットマネジメントの策定支援
・公営企業会計アドバイス
・水運用に係るアドバイス
・水道事業運営に係る支援アドバイス
当社は、横浜市の有する上下水道事業ノウハウを活かし、国内外への技術協力等の事業支援に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創出を追求して参ります。
本件に関するお問い合わせ:toiawase@yokohamawater.co.jp