社員紹介 上水道企画室(国内技術担当)

上下水道事業の様々な課題の解決に貢献できる

1. 現在の担当業務を教えて下さい。

私は、令和3年度から上水道企画室長を拝命し、主に国内の水道事業体に関わる技術的なアドバイザリー業務を担当しています。
  具体的には、水道施設の現状分析から診断、アセットマネジメント計画・更新計画の策定、管網解析に基づく水運用の最適化検討、施設再構築・統廃合計画の提案、給水装置基準策定・運用、有収率向上の検討など、 水道施設全般のアドバイザリー業務を行っています。
  また、研修事業のプロジェクトリーダーを拝命し、横浜市水道局の施設を使用した講義・体験学習を中心とした水道技術研修の企画・実施・改善を担当しています。

2. 横浜ウォーターへの入社を決断した理由を教えて下さい。

前職では36年間にわたり、水道事業体で計画、施設・管路の設計施工管理、水運用の計画・実施、漏水調査・修繕業務、若手職員の人材育成・技術継承研修等に従事してきました。
  また、平成16年の中越地震、平成23年の東日本大震災においては、被災地の支援に関わり、今まで自分が水道事業体で培ってきた知識・経験・技術を生かし、全国の水道事業に貢献したいという思いも強くなりました。
  そこで、横浜ウォーターの業務内容を知り、自分でも全国の水道事業体の力になれるのではないかと思い、入社を決意しました。

3. 社内の雰囲気や風土として気に入っていることがあれば教えて下さい。

当社には、様々な事務面・技術面の経験を有するプロパー社員、自治体・事業体で管理部門・技術部門の経験を有するOB社員、横浜市から派遣されている社員がいます。
  プロジェクトにおいては、各担当者がそれぞれの専門的立場だけでなく、横断的に意見を出し合って解決策を見出す雰囲気・風土があり、専門外の新たな知識を得ることによって、 自分のスキルアップに繋がり、最終的には全国の水道事業に貢献出来るところがとても気に入っています。

4. 横浜ウォーターの魅力、強みはどのようなものですか。

当社の強みは、長い歴史と高い技術力・効率的な経営ノウハウを有する横浜市水道局・環境創造局と一体的に上下水道事業の課題解決に当たり、それぞれ環境の違う自治体・事業体に寄り添い、現地現物現実主義をモットーに、当社ならではの提案・支援が出来ることです。
  具体的には、自治体・事業体のニーズに合わせて、その分野に精通した担当者を配置し、今まで培ってきた知識・経験・技術により、実効性のある提案・支援をすると共に、予算・決算・議会・委員会など自治体・事業体特有の対応についても併せて支援出来ることです。

5. 横浜ウォーターでの業務のやりがいを教えて下さい。

何よりも一番のやりがいは、様々な課題を抱えている自治体・事業体、最終的にはその地域に住む住民の方々の力になれることです。
  上下水道事業は人間の生命に関わる重要なライフラインであり、日本は世界の中でも最も高い技術力を有しています。
  人口減少・少子高齢化・施設老朽化という現在進行中の課題に対して、正確な現状分析、適正な将来予測に基づいて、自治体・事業体個別のあるべき姿に向けて尽力できることです。

6. 今後、横浜ウォーターでどのような業務やビジネスを進めたいですか。

今後は、自治体・事業体ごとの様々な課題の解決に向けて、事業規模に合った施設の統廃合やダウンサイジング、ライフサイクルコストの軽減化などの提案、職員の人材育成や技術継承の支援が出来ればと思っています。

7. これから横浜ウォーターで働いてみたい、新たなキャリアを築きたいと考えている方にメッセージをお願いします。

当ホームページで当社の業務をご覧いただき、今までの経験を生かしてみたい方、自治体・事業体・住民の方々のために力を発揮したい方、自由な発想で自分の新たな可能性にチャレンジしてみたい方は、是非一緒に働いてみませんか。